カロスの演奏会のプログラムはとても特徴的です。
もちろん、普通(?)の合唱の演奏会もやります。
ですが、カロスのもう一つの魅力は、動きを伴ったステージ。
シアターピース(合唱劇、音楽劇)ということばを聞いたことがありますか?
合唱に、演劇的な表現を加えた、新しいタイプのパフォーマンスです。
最初に始めたのは作曲家の柴田南雄。「追分節考」という作品でした。
ただ、歌い手が客席を歩き回る、というシンプルなものでしたが、
聴く人にあたかも山の中にいるような、不思議な感動を生み出しました。
これに次第に、芝居的要素も加わるようになりました。
特に、作曲家の林 光は、積極的に作品を生み出しつづけています。
林先生の作品は、音楽劇とか合唱劇というように、「劇」という言葉を使った方が、正しいような気がします。
でも、ミュージカルやオペラとは違います。合唱が主人公で、みんなでストーリーを進めていくという、
ちょっと独特な世界です。でも、物語というものは1人だけで作られていくものではなくて、
たくさんの人が1つの物語を紡いでいく、それが本来の姿かも知れません。
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